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霊廟
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みたまや
ふりがな文庫
“
霊廟
(
みたまや
)” の例文
旧字:
靈廟
霊廟
(
みたまや
)
の前なる
三二
灯籠堂
(
とうろうだう
)
の
簀子
(
すのこ
)
に
上
(
のぼ
)
りて、
雨具
(
あまぐ
)
うち敷き座をまうけて、
閑
(
しづか
)
に
念仏
(
ねぶつ
)
しつつも、夜の
更
(
ふ
)
けゆくをわびてぞある。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
霊廟
(
みたまや
)
の南おもての日のあたり氷は池にかがよひにける
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
二九
殊
(
こと
)
にも来りて
通夜
(
つや
)
し奉り、
三〇
後世の事たのみ聞ゆべきに、
幸
(
さいはひ
)
の
時
(
をり
)
なれば、
霊廟
(
みたまや
)
に夜もすがら
三一
法施
(
ほふせ
)
したてまつるべしとて、杉の下道のをぐらきを行く行く
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
寒空
(
さむぞら
)
にい照り
映
(
うつ
)
ろふ黄の
甍
(
いらか
)
目もあやにしてここは
霊廟
(
みたまや
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
一七
壇場
(
だんぢやう
)
、諸堂
一八
霊廟
(
みたまや
)
、残りなく拝みめぐりて、ここに宿からんといへど、
一九
ふつに答ふるものなし。そこを行く人に
二〇
所の
掟
(
おきて
)
をきけば、寺院僧坊に
二一
便
(
たより
)
なき人は、
麓
(
ふもと
)
にくだりて明すべし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
ひむがしのたふとき山の
陵
(
みささぎ
)
の松
邃
(
ふか
)
きところ
古
(
ふ
)
りし
霊廟
(
みたまや
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“霊廟”の意味
《名詞》
先祖の霊を祀った廟。みたまや。
卒塔婆。
(出典:Wiktionary)
“霊廟(
廟
)”の解説
廟(びょう)とは
宗教施設として、
#死者を祀る宗教施設。特に各親族集団において祖先を祀るものをいう(仏壇など)。霊廟。祖廟。この項で記述する。
#1から転じて墳墓のこと。特に建造物が伴う墳墓をいうことがある。
#1から転じて神仏を祀る宗教施設。神殿。寺院。
王宮の前殿で、政治を執り行う所。
(出典:Wikipedia)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
廟
漢検準1級
部首:⼴
15画
“霊”で始まる語句
霊
霊魂
霊験
霊感
霊媒
霊山
霊岸島
霊薬
霊屋
霊南坂