ふるへ)” の例文
持ばふるへいでやりも同樣手跡しゆせきに於ては惡筆の上なしゆゑとんと其方は不得手ふえてなりと申に長兵衞は若々其樣に御卑下ごひげなされては御相談が出來ぬと云を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
摺付すりつけ々々詫入わびいりつゝ持參金の儀は此節店の都合も御座れば二三日御待下さるべし荷物并びに離縁状の處は兩主人歸り次第しだいきけ今晩こんばんにも直に御宿所まで持參仕り候はんにより呉々くれ/″\も是までの不都合ふつがふ御勘辨ごかんべん下さる樣ひとへに/\願ひ上奉つるとふるへながら平蜘ひらくもの如くになりて申ゆゑ後藤はやゝ言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)