“武者震”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むしゃぶる33.3%
むしゃぶるい33.3%
むしやぶる33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは父を見殺しにした彼自身に対する怒だった。理が非でもあだを打たなければ消えることを知らない怒だった。伝吉は武者震むしゃぶるいをするが早いか、いきなり浄観を袈裟けさがけに斬った。……
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
メニューインも良いが(ビクターJD二六〇—三)、私はやはりフーベルマンの征服的な武者震むしゃぶるいに興味を持つ(コロムビアJ八三二〇—二)。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
當年六十歳の初陣うひぢんで、なんだか武者震むしやぶるひがして來たようだ。
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)