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集注
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しゅうちゅう
ふりがな文庫
“
集注
(
しゅうちゅう
)” の例文
わたくしもわたくしの同棲者も元来が
或
(
あ
)
る信念の上に立つと
従順
(
じゅうじゅん
)
な人間になり生活意識や
情操
(
じょうそう
)
が
一所
(
ひとところ
)
に
集注
(
しゅうちゅう
)
するたちと見えます。
家庭愛増進術:――型でなしに
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
こちらは
寡勢
(
かぜい
)
(
兵
(
へい
)
の
少
(
すく
)
ないこと)で、
敵
(
てき
)
のほうは
大部隊
(
だいぶたい
)
であるうえに、
敵
(
てき
)
の
拠点
(
きょてん
)
(よりどころ)でもあったから、
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
すたまは、さながら
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
るように
集注
(
しゅうちゅう
)
されました。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
奉天に
集注
(
しゅうちゅう
)
していました。今や我軍はこれに対して総攻撃を試み、
未曾有
(
みぞう
)
の大勝利であります
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
検事が、未亡人と被害者との関係を審問しはじめた時、居並ぶ人々は一斉に非常な注意をその方に
集注
(
しゅうちゅう
)
した。というのはこの二人の関係は近所
界隈
(
かいわい
)
で好奇の的になっていたからである。
誰が何故彼を殺したか
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
怨霊という様なものが残るので、それにその人自身の全勢力が
集注
(
しゅうちゅう
)
して、
或
(
ある
)
場合に
於
(
おい
)
て、必ずこの世に現れるものだといっていたが、この事は
或
(
ある
)
程度に於て、信じられそうな説だと思う。
テレパシー
(新字新仮名)
/
水野葉舟
(著)
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“集”で始まる語句
集
集會
集会
集合
集団
集団農場
集團
集解
集會堂
集中