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第一、海及び海の彼方アナタの国土に対する信仰は、すべて、はる/″\と続く青空、及びその天に接するヤマの嶺にウツして考へられて行く様になつた。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
秋の草いまだ乏しき山のは そう/\として 二日をとよむ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
みよし野のキサ山の木梢コヌレには、こゝだも さわぐ鳥のこゑかも(万葉巻六)
高原は空遠く晴れて、山のの積雲 ふかく光りをふくむ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
打ちナビき春さりらし。山のの遠き木末コヌレの咲き行く 見れば(万葉巻十)
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
み吉野の象山キサヤマ木梢コヌレには、許多コヽダも騒ぐ鳥の声かも(赤人——万葉巻六)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)