陸穗をかぼ)” の例文
新字:陸穂
さうするとむきつたあとまめ陸穗をかぼかつしたくちつめたいみづやういきほひづいて、四五にちうちあをもつはたけつち寸隙すんげきもなくおほはれる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ソンな詰らぬ苦情を鳴らして居るよりも、私の考へでは陸穗をかぼを作るがよい。陸穗を作るとそんな憂ひは一掃される、と斯ふいふのであつた。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)