“陸穂”の読み方と例文
旧字:陸穗
読み方割合
おかぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨年は陸穂おかぼの餅米が一俵程出来たので、自家で餅を舂いた。今年は大麦三俵もみで六円なにがしに売った。田園生活をはじめてこゝに六年、自家の作物が金になったのは、此れが皮切だ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
丘や畑は万作じや、おや、おらちの陸穂おかぼもやつとれた。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)