“おかぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岡惚65.0%
陸稲25.0%
陸穂10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはそのはずで、文治は品行正しく、どんな美人が岡惚おかぼれをしようとも女の方は見向きもしないで、常に悪人をこらし貧窮ものを助ける事ばかりに心を用いて居ります。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
甘藷さつまつるもかえさねばならぬ。陸稲おかぼきびひえ、大豆の中耕ちゅうこうもしなければならぬ。二番茶にばんちゃまねばならぬ。お屋敷にしかられるので、東京の下肥しもごえひきにも行かねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
丘や畑は万作じや、おや、おらちの陸穂おかぼもやつとれた。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)