“おかぼれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
岡惚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その女が自分の大事な兄に岡惚おかぼれしているという話を
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
智慧が有るとか財産かねが有るとか、官員に成っても勅任ちょくにんにでもなれる人には惚れてもいが、只顔の綺麗なのを見て浮気な岡惚おかぼれをするのは、今開化の世の中には智慧のない話でございますが
何だか嬉しくって成らねえこたえね、もし旦那忘れもしない六年あとのお祭で、兼ちゃんが思い切ってずうっと手古舞てこまいになって出た姿が大評判おおひょうばんで、半ちゃんがその時の姿を見て岡惚おかぼれをして