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闇打
ふりがな文庫
“闇打”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やみう
60.0%
やみうち
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やみう
(逆引き)
ある
夜
(
よ
)
の
戌
(
いぬ
)
の
上刻
(
じょうこく
)
頃、数馬は南の
馬場
(
ばば
)
の下に、
謡
(
うたい
)
の会から帰って来る三右衛門を
闇打
(
やみう
)
ちに打ち果そうとし、
反
(
かえ
)
って三右衛門に斬り伏せられたのである。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
金吾様に殺されなければ、日本左衛門かその手下の者に
闇打
(
やみう
)
ちされるにきまっている体だ。——どっちがいい? え? どっちが自分の本望だか、こいつあ、考えてみるまでもねえじゃねえか
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
闇打(やみう)の例文をもっと
(3作品)
見る
やみうち
(逆引き)
気早の連中が
大立腹
(
おほはらだち
)
で
闇打
(
やみうち
)
を食はせる、憲兵が
遣
(
や
)
つて来るワ、高崎から鎮台が押し寄せるワ、
到頭
(
たうとう
)
長左衛門様は鉄砲に当つて、
彼
(
あゝ
)
したことにお成りなされましたので——
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
股肱
(
ここう
)
と
恃
(
たの
)
み、我子とも思へる貫一の遭難を、主人はなかなかその身に受けし
闇打
(
やみうち
)
のやうに覚えて、無念の止み難く、かばかりの事に屈する鰐淵ならぬ
令見
(
みせしめ
)
の為に、彼が入院中を
目覚
(
めざまし
)
くも厚く
賄
(
まかな
)
ひて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
闇打(やみうち)の例文をもっと
(2作品)
見る
闇
常用漢字
中学
部首:⾨
17画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“闇”で始まる語句
闇
闇夜
闇黒
闇中
闇路
闇雲
闇屋
闇穴道
闇々
闇市
“闇打”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
木下尚江
岩野泡鳴
吉川英治
芥川竜之介