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閻王
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えんわう
ふりがな文庫
“
閻王
(
えんわう
)” の例文
(やあ、
御坊様
(
ごばうさま
)
、)といはれたから、
時
(
とき
)
が
時
(
とき
)
なり、
心
(
こゝろ
)
も
心
(
こゝろ
)
、
後暗
(
うしろぐら
)
いので
喫驚
(
びつくり
)
して
見
(
み
)
ると、
閻王
(
えんわう
)
の
使
(
つかひ
)
ではない、これが
親仁
(
おやぢ
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
閻王
(
えんわう
)
の口や牡丹を吐かんとす
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
時
(
とき
)
に
扇子使
(
あふぎづか
)
ひの
手
(
て
)
を
留
(
と
)
めて、
默拜
(
もくはい
)
した、
常光院
(
じやうくわうゐん
)
の
閻王
(
えんわう
)
は、
震災後
(
しんさいご
)
、
本山
(
ほんざん
)
長谷寺
(
はせでら
)
からの
入座
(
にふざ
)
だと
承
(
うけたま
)
はつた。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
閻王
(
えんわう
)
の口や牡丹を吐かんとす
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
いつか
四谷
(
よつや
)
の
堂
(
だう
)
の
扉
(
とびら
)
をのぞいて、
眞暗
(
まつくら
)
な
中
(
なか
)
に
閻王
(
えんわう
)
の
眼
(
まなこ
)
の
輝
(
かゞや
)
くとともに、
本所
(
ほんじよ
)
の
足洗屋敷
(
あしあらひやしき
)
を
思
(
おも
)
はせる、
天井
(
てんじやう
)
から
奪衣
(
だつえ
)
の
大婆
(
おほばゞ
)
の
組違
(
くみちが
)
へた
脚
(
あし
)
と、
眞俯向
(
まうつむ
)
けに
睨
(
にら
)
んだ
逆白髮
(
さかしらが
)
に
恐怖
(
おそれ
)
をなした
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“閻王”の意味
《固有名詞》
閻魔。
(出典:Wiktionary)
“閻王(
閻魔
)”の解説
閻魔(えんま)は、仏教の地獄、冥界の主であり、冥界の王として死者の生前の罪を裁く神。閻王ともいう。インドにおける死者の主であるヤマが仏教に入ったものである。
(出典:Wikipedia)
閻
漢検1級
部首:⾨
16画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“閻王”で始まる語句
閻王像