トップ
>
長歌
>
ながうた
ふりがな文庫
“
長歌
(
ながうた
)” の例文
『諸国咄』の中の「忍び扇の
長歌
(
ながうた
)
」に、ある高貴な姫君と身分の低い男との恋愛事件が暴露して男は即座に成敗され、姫には自害を勧めると
西鶴と科学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
三絃の流行は彼等の
中
(
うち
)
に
証
(
あかし
)
をなせり、義太夫
常磐津
(
ときはづ
)
より以下
短歌
(
はうた
)
長歌
(
ながうた
)
こと/″\く立ちて之れが見証者たるなるべし。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
陸は小さい時から
長歌
(
ながうた
)
が
好
(
すき
)
で、寒夜に裏庭の
築山
(
つきやま
)
の上に登って、独り
寒声
(
かんごえ
)
の修行をした。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
日本
(
につぽん
)
の
歌
(
うた
)
においては、
長
(
なが
)
い
形
(
かたち
)
のものがたりから、
次第
(
しだい
)
に
變化
(
へんか
)
して、
長歌
(
ながうた
)
(ながうた)といふものが
出來
(
でき
)
て
來
(
き
)
た
一方
(
いつぽう
)
に、そのうちえきすとも、えっせんすともいつてよい
片歌
(
かたうた
)
が、
二
(
ふた
)
つ
合
(
あは
)
さつて
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“長歌”の意味
《名詞》
(ちょうか)和歌の形式の一つ。五音と七音の句を三回以上反復し、最後を七音の句とする。基本的にそのあとに短歌形式(五七五七七)の反歌を伴う。
(ながうた)近世邦楽の一ジャンル、三味線音楽の一ジャンル、江戸の音曲の一つ。通常は「長唄」と表記する。
(出典:Wiktionary)
“長歌”の解説
長歌(ちょうか)は、和歌の形式の一つ。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長持