トップ
>
鉱脈
>
こうみゃく
ふりがな文庫
“
鉱脈
(
こうみゃく
)” の例文
旧字:
鑛脈
で
鉱脈
(
こうみゃく
)
を探る時など、よく
鉱山
(
かなやま
)
の山師などは、笛か鼓を持って行って、それを奏して金の
有無
(
うむ
)
を、うまく
中
(
あ
)
てるということだよ
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
もう隠す必要はないだろうが、あの大将は、じつはもう一人の仲間と協力して探しあてた或る重要資材の
鉱脈
(
こうみゃく
)
のことを、内緒にしているんだ。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「いや、
若
(
わか
)
いことはないだろう。百
尺
(
しゃく
)
ばかり
掘
(
ほ
)
り
下
(
さ
)
げたら、いい
鉱脈
(
こうみゃく
)
にぶっつかるような
気
(
き
)
がするが。」と、
一人
(
ひとり
)
の
坑夫
(
こうふ
)
は、
自信
(
じしん
)
ありそうにいいました。
金が出ずに、なしの産まれた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
でなくてさえ
強慾
(
ごうよく
)
な石見守は、
私腹
(
しふく
)
をこやすためと家康のきげんをとるために、金坑
掘夫
(
ほり
)
をやとって八方へ
鉱脈
(
こうみゃく
)
をさぐらせる一方に、
甲斐
(
かい
)
の
百姓
(
ひゃくしょう
)
町人
(
ちょうにん
)
から、ビシビシと
苛税
(
かぜい
)
をしぼりあげて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひょっとすると、その山がどこかというのが秘密なのではあるまいか。そしてその山からは、やがて
尊
(
とうと
)
い
鉱脈
(
こうみゃく
)
でも発見される見込みがあるのではなかろうか。
雪魔
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
▼ もっと見る
「おい、すばらしい
鉱脈
(
こうみゃく
)
が見つかったんだ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「たいへんな仕事になりますが、ルナビゥムの
鉱脈
(
こうみゃく
)
のあるところへ行って、もう一ぺん掘るんですなあ。なにしろルナビゥムがなくては、どうすることも出来ませんよ」
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鉱脈
(
こうみゃく
)
へ前進
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“鉱脈”の意味
《名詞》
鉱 脈 (こうみゃく)
(鉱床学)岩石(母岩)の割れ目が鉱石によって満たされたもの。熱水の移動によって形成される。
鉱床、鉱石を産出する場所。
一般に知られていなかったり、まだ開発・利用されていない有用な資源のたとえ。
(出典:Wiktionary)
鉱
常用漢字
小5
部首:⾦
13画
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“鉱”で始まる語句
鉱山
鉱
鉱石
鉱夫
鉱気
鉱車
鉱泉
鉱山掘夫
鉱滓
鉱坑