“鑛脈”の読み方と例文
新字:鉱脈
読み方割合
くわうみやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これこそ實際、富であつた!——心の富であつた!——純眞な喜ばしい愛情の鑛脈くわうみやくであつた。これこそ輝かしく活々した心の躍る祝福であつた。重苦しい黄金きんの贈り物とは違つてゐた。
たとふれば鑛脈くわうみやくにひそむ琅玕らうかんか愚昧の中に叡智光れる
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)