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鈴虫
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すずむし
ふりがな文庫
“
鈴虫
(
すずむし
)” の例文
旧字:
鈴蟲
その種類は
蜂
(
はち
)
、
蝉
(
せみ
)
、
鈴虫
(
すずむし
)
、きりぎりす、
赤蜻蛉
(
あかとんぼ
)
、
蝶々
(
ちょうちょう
)
、バッタなどですが、ちょっと見ると、今にも
這
(
は
)
い出したり、羽根をひろげて飛び出そうというように見えます。
幕末維新懐古談:41 蘆の葉のおもちゃのはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
俄
(
にわか
)
に
音
(
ね
)
を
張
(
は
)
る
鈴虫
(
すずむし
)
に、
浴衣
(
ゆかた
)
を
肩
(
かた
)
から
滑
(
すべ
)
らせたまま、
半身
(
はんしん
)
を
縁先
(
えんさき
)
へ
乗
(
の
)
りだした。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「
御前
(
おまえ
)
川上、わしゃ川下で……」と
芹
(
せり
)
を洗う
門口
(
かどぐち
)
に、
眉
(
まゆ
)
をかくす
手拭
(
てぬぐい
)
の重きを脱げば、「
大文字
(
だいもんじ
)
」が見える。「
松虫
(
まつむし
)
」も「
鈴虫
(
すずむし
)
」も
幾代
(
いくよ
)
の春を
苔蒸
(
こけむ
)
して、
鶯
(
うぐいす
)
の鳴くべき
藪
(
やぶ
)
に、墓ばかりは残っている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鈴虫
(
すずむし
)
が、
涼
(
すず
)
しい声でなくようになりました。
赤とんぼ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
松虫
(
まつむし
)
と
鈴虫
(
すずむし
)
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鈴虫(スズムシ)”の解説
スズムシ(鈴虫、金鐘児、Homoeogryllus japonicus)は、バッタ目コオロギ科の昆虫。大型の日本産コオロギ科昆虫である。古くは「マツムシ」と呼ばれるなど、双方に混同があった。英語ではBell cricketという。
(出典:Wikipedia)
鈴
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“鈴虫”で始まる語句
鈴虫籠