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醉漢
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すいかん
ふりがな文庫
“
醉漢
(
すいかん
)” の例文
新字:
酔漢
一
醉漢
(
すいかん
)
ありて
酒毒
(
しゆどく
)
の
爲
(
ため
)
に
神經
(
しんけい
)
を
錯亂
(
さくらん
)
せられ、これが
爲
(
ため
)
に
自殺
(
じさつ
)
するに
至
(
いた
)
りたる
事
(
こと
)
ある
時
(
とき
)
は、彼は酒故に自殺したりと
言
(
い
)
ふを
躊躇
(
ちうちよ
)
せざるべし、酒は即ち自殺の原因なり。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
何
(
なん
)
ぞ
醉漢
(
すいかん
)
の
心中
(
しんちう
)
を
暴露
(
ばくろ
)
するの
妙
(
みよう
)
なる。
更
(
さら
)
に
進
(
すゝ
)
んで
我妻
(
わがつま
)
を
説
(
と
)
き
我娘
(
わがむすめ
)
を
談
(
だん
)
じ、
娘
(
むすめ
)
が
婬賣
(
いんばい
)
する
事
(
こと
)
まで、
慚色
(
はづるいろ
)
なく
吐
(
は
)
き
出
(
い
)
づるに
至
(
いた
)
りては
露國
(
ロコク
)
の
社界
(
しやかい
)
亦
(
ま
)
た
驚
(
おどろ
)
くべきにあらずや。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
醉
部首:⾣
15画
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
“醉”で始まる語句
醉
醉拂
醉人
醉態
醉狂
醉心地
醉醒
醉伏
醉興
醉臥