“運送”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんさう33.3%
うんそう33.3%
はこば33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこから一千海里かいりはなれて大陸たいりく本島ほんたうとの丁度ちやうど中間ちうかんよこたはれる橄欖島かんらんたうまでひそかふね艤裝ぎさうして、十二の藥液やくえき運送うんさうしてたならば、此方こなたでも海底戰鬪艇かいていせんとうていには、多少たせう發動藥液はつどうやくえきのこつてるから
(第三回挿圖參照)是等二種の舟は、人の往來、諸物の運送うんそうに際して等しく用ゐられしならんと考へらる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
運送はこば引移ひきうつらせけるに日數ひかずたつしたがひお高は熟々つく/″\思ふ樣幸之進殿盜賊の手にかゝはて給ひしはさぞ御無念ごむねんおはすらん殊更ことさら武士に有るまじき事と諸人しよにんわらはれ給ふ事如何にも口惜くちをしき次第なり我も女には生れたれどもかたき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)