つくっ)” の例文
今この三田みたの屋敷の門を這入はいって右の方にある塾の家は、明治初年私の住居で、その普請ふしんをするとき、私は大工に命じて家のゆかを少し高くして、押入の処に揚板あげいたつくっおいたと云うのは
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
コンな古臭い攘夷政府をつくって馬鹿な事を働いて居る諸藩の分らず屋は、国を亡ぼしねぬ奴等やつらじゃとおもって、身は政府に近づかずに、ただ日本に居て何かつとめて見ようと安心決定けつじょうしたことである。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ドウやらうやら種々様々に、私が有らん限りの才覚をして金をつくった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)