“途連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みちづ50.0%
みちづれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことによるとこの青年は、その父の大公一家が、廃帝と同じ運命の途連みちづれにされたことを推測しているか……もしくは、その大公の家族の虐殺が、廃帝の弑逆しいぎゃくと誤り伝えられている事を
死後の恋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
女の途連みちづれ8・2(夕)
殺し汚面々々をめ/\我而已われのみいき勘當かんだうゆるさるゝとも何のよろこびかあらん我も冥土めいど途連みちづれせんとて既に首をくゝるべきていなれば初瀬留も是を聞き其元のおこりは皆私し故なれば倶々とも/″\しなんと同じく細帶ほそおび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
俊子が一人離れて側道わきみちれてしまへばそれでいゝのだが、帰途かへりの都合からそのなかの一人と途連みちづれになるやうな事があると、あとの二人は何だか物寂しい、だまされたやうな気持になるのださうだ。