退しぞ)” の例文
ここにその國主こにきし一二かしこみてまをしてまをさく、「今よ後、天皇おほきみの命のまにまに、御馬甘みまかひとして、年のに船めて船腹さず、柂檝さをかぢ乾さず、天地のむた、退しぞきなく仕へまつらむ」
上昇し早やはねかろしあをあをと退しぞき流るる筑紫国原
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
闇は海より退しぞきけり
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
引き引きにひず退しぞ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
引き引きにひず退しぞ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)