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退役
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たいやく
ふりがな文庫
“
退役
(
たいやく
)” の例文
役目不心得につきお
咎
(
とがめ
)
——という不名誉な
譴責
(
けんせき
)
のもとに、
退役
(
たいやく
)
同様な身の七年間、
鳩
(
はと
)
を飼って、鳩を相手に暮らしてきた同心である。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
願
(
ねが
)
はれ
何卒
(
なにとぞ
)
私
(
わたく
)
し
儀
(
ぎ
)
御役
御免下
(
ごめんくだ
)
さるべしと
云
(
いは
)
れしかば何故
退役
(
たいやく
)
を
願
(
ねが
)
はるゝやと申さるゝに大岡殿
此度
(
このたび
)
煙草屋
(
たばこや
)
喜八
裁許
(
さいきよ
)
違
(
ちが
)
ひ
科
(
とが
)
なき者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
以て
委敷
(
くはしく
)
申立よと有る藤八は
膝
(
ひざ
)
を進め右惣内名主役
勤中
(
つとめちう
)
押領
(
あふりやう
)
彼是
(
かれこれ
)
宜らざる儀之ある旨
小前
(
こまへ
)
百姓一同より申立により名主
退役
(
たいやく
)
と相なり猶村中相談の上九助儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「いつぞや
退役
(
たいやく
)
させた波越といい、また貴公といい、みな江漢老先生とは師弟の
誼
(
よし
)
みがあるから、いざとなると、公私の境に惑乱して、十手の公明正大を誤っていかん」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
構へ村方難儀に付村役人小前の者共相談の上
退役
(
たいやく
)
を願ひ惣内に
歸役
(
きやく
)
致さんと申
内談
(
ないだん
)
を聞無念に存じ惣内夫婦を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“退役”の意味
《名詞》
(たいえき)将校又は下士官といった職業軍人が、年齢等の理由により軍務に従事することから退くこと。
(たいやく 古用例)役職を退くこと。
(出典:Wiktionary)
“退役”の解説
退役(たいえき)とは、役務から退くこと。主として軍人が軍務から完全に退くことを指す。また、艦船や航空機などが運用を終える場合にも使われる。
(出典:Wikipedia)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去