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赤楊
ふりがな文庫
“赤楊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はんのき
64.3%
はん
35.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんのき
(逆引き)
もう
赤楊
(
はんのき
)
の林さえぬければ、「日の村」へ着くはずでした。やがて二人は
丘
(
おか
)
を登って右に曲がろうとすると、そこにまた雄牛が一匹立っているのに出会いました。
真夏の夢
(新字新仮名)
/
アウグスト・ストリンドベリ
(著)
殯宮
(
ひんきゆう
)
に
通夜
(
つや
)
をしてゐるやうな
赤楊
(
はんのき
)
よ、おまへの王樣は崩御になつた、
赤楊
(
はんのき
)
の民よ、靜かな
水底
(
みなぞこ
)
に
冠
(
かんむり
)
の光を探しても、
夜
(
よ
)
の
宴
(
うたげ
)
の
歌舞
(
かぶ
)
の響を求めても、詮ない事になつて
了
(
しま
)
つた、
赤楊
(
はんのき
)
の王樣、今
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
赤楊(はんのき)の例文をもっと
(9作品)
見る
はん
(逆引き)
たらちめの来ましし春に芽ばえける
赤楊
(
はん
)
の
大樹
(
ふとき
)
ははやちりそめにつつ十月十二日
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
庸介は、そこの
赤楊
(
はん
)
の木の根に尻もちをついて、われにもなく、
恍惚
(
こうこつ
)
として遠い昔に思を
馳
(
は
)
せているのであった。彼の足もとのあたりには、小さな赤蟻の群が頻りに何か忙しそうに活動していた。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
赤楊(はん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“赤楊(ハンノキ)”の解説
ハンノキ(榛の木、榛、赤楊、学名: Alnus japonica)は、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。水辺を好み、低地の湿地や水田のあぜなどに見られ、早春に尾状に垂れ下がった花をつける。樹皮や球果からタンニンや染料が採られる。
(出典:Wikipedia)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
楊
漢検準1級
部首:⽊
13画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯
“赤楊”のふりがなが多い著者
アウグスト・ストリンドベリ
薄田淳介
相馬泰三
河上肇
上田敏
北原白秋
薄田泣菫
槙村浩
宮沢賢治