さかしら)” の例文
ひとこゝろかはやすき、いましかくさかしらぶりて、飼鳥かひどりひつれど、明日みやうにちらずかさねてすゝむるものあるときは、われまた小鳥ことりやしなこゝろになるまじきものにあらず
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あなみにくさかしらをすと酒のまぬ人をよく見れば猿にかも似る(大伴旅人)
万葉集の恋歌に就て (新字旧仮名) / 三好達治(著)