“御賢慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごけんりょ60.0%
ごけんりよ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まだ一ノ宮の城も、岩倉城も守りささえている間こそ、降伏するにも、有利ですし、後々のちのちの大きなおためと存じまする。何とぞ、ここは御賢慮ごけんりょあって……」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御母堂までこれへ遣わされてまでの御誠意に対しても、何とぞここは御賢慮ごけんりょのほど切に仰ぎあげまする
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唱歌しやうかうたふて朝寐坊あさねばうする人物じんぶつ學校がくかうからるやうになりてはなんやくにもつまじく、其邊そのへん御賢慮ごけんりよ願上候ねがひあげさふらふ
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
すくひ給ふ事もなしみな公儀こうぎ用意よういなるはいかにといひ是又上の御賢慮ごけんりよ奉行ぶぎやう良智りやうち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)