御賢慮ごけんりよ)” の例文
唱歌しやうかうたふて朝寐坊あさねばうする人物じんぶつ學校がくかうからるやうになりてはなんやくにもつまじく、其邊そのへん御賢慮ごけんりよ願上候ねがひあげさふらふ
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
すくひ給ふ事もなしみな公儀こうぎ用意よういなるはいかにといひ是又上の御賢慮ごけんりよ奉行ぶぎやう良智りやうち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見出しおどろき申候れば昨夜つまづきしはまつたく殺害せつがいされし者と初めて心づき候因て殺し人は外に御座候はんおそれながら此儀御賢慮ごけんりよねがひ奉つるといふをもまたず小野寺源兵衞席を進みこゑあらくいかに傳吉おのれ邪辯じやべん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すくふ道利だうりにてみな此内にこもる聖君せいくん御賢慮ごけんりよ御いさをし也
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)