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豐前
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ぶぜん
ふりがな文庫
“
豐前
(
ぶぜん
)” の例文
新字:
豊前
先
(
ま
)
づは
滯
(
とゞこほ
)
りなく
大阪
(
おほさか
)
へ——それから
豐前
(
ぶぜん
)
へ
𢌞
(
まは
)
つて、
中津
(
なかつ
)
の
米
(
こめ
)
を
江戸
(
えど
)
へ
積
(
つ
)
んで、
江戸
(
えど
)
から
奧州
(
あうしう
)
へ
渡
(
わた
)
つて、
又
(
また
)
青森
(
あをもり
)
から
津輕藩
(
つがるはん
)
の
米
(
こめ
)
を
託
(
ことづか
)
つて、一
度
(
ど
)
品川
(
しながは
)
まで
戻
(
もど
)
つた
處
(
ところ
)
、
更
(
あらた
)
めて
津輕
(
つがる
)
の
材木
(
ざいもく
)
を
積
(
つ
)
むために
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ぞ待にける爰に
飯焚
(
めしたき
)
の宅兵衞と云は
桝屋
(
ますや
)
久藏が
豐前
(
ぶぜん
)
小倉に居る時よりの飯焚にて
生得
(
しやうとく
)
愚鈍
(
ぐどん
)
なる上最も
吝
(
しは
)
く一文の錢も只は
遣
(
つか
)
はず二文にして遣はんと思ふ程の男なれども
至極
(
しごく
)
の女好にて年は五十を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
豐
部首:⾖
18画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“豐前”で始まる語句
豐前國
豐前守