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誕生
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たんじょう
ふりがな文庫
“
誕生
(
たんじょう
)” の例文
それから
人間
(
にんげん
)
が
歿
(
なく
)
なる
場合
(
ばあい
)
にも、
第
(
だい
)
一に
受附
(
うけつ
)
けてくださるのが、
矢張
(
やは
)
り
産土
(
うぶすな
)
の
神様
(
かみさま
)
で、
誕生
(
たんじょう
)
のみが
決
(
けっ
)
してそのお
受持
(
うけもち
)
ではないのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
この小さな天皇には、ご
誕生
(
たんじょう
)
のときに、ちょうど、
鞆
(
とも
)
といって
弓
(
ゆみ
)
を
射
(
い
)
るときに左の
臂
(
ひじ
)
につける
革具
(
かわぐ
)
のとおりの形をしたお
盛肉
(
もりにく
)
が、お
腕
(
うで
)
に盛りあがっておりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
妾
(
しょう
)
に対してさえ、毎月
若干
(
じゃっかん
)
の手当てを送るに至りけるが、夫婦
相思
(
そうし
)
の情は日一日に
弥
(
いや
)
増して、彼がしばしば出京することのあればにや、次男
侠太
(
きょうた
)
の
誕生
(
たんじょう
)
間もなく、親族の者より
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
子どもの
誕生
(
たんじょう
)
のお
祝
(
いわ
)
いばかりですむものではない。母はわたしの結婚にも反対しなかった。いまにそうするのが、つまりアーサのためだとわかれば、これにも反対するはずがなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
あの名魚「
秋錦
(
しゅうきん
)
」の
誕生
(
たんじょう
)
は着手の
渾沌
(
こんとん
)
とした初期の時代に属していた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
そのうちに、ウイリイの十四の
誕生
(
たんじょう
)
が来ました。
黄金鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
誕
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“誕生”で始まる語句
誕生日
誕生仏
誕生寺
誕生会
誕生身