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誇張
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こちやう
ふりがな文庫
“
誇張
(
こちやう
)” の例文
斯樣
(
かやう
)
に、
墮落
(
だらく
)
の
方面
(
はうめん
)
をとくに
誇張
(
こちやう
)
した
冒險者
(
アドヹンチユアラー
)
を
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
で
拵
(
こしら
)
え
上
(
あげ
)
た
宗助
(
そうすけ
)
は、
其
(
その
)
責任
(
せきにん
)
を
自身
(
じしん
)
一人
(
ひとり
)
で
全
(
まつた
)
く
負
(
お
)
はなければならない
樣
(
やう
)
な
氣
(
き
)
がした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
竹村
(
たけむら
)
は
呆
(
あき
)
れてしまつた。
彼
(
かれ
)
は
郷里
(
きやうり
)
の
新聞
(
しんぶん
)
で、
大久保
(
おほくぼ
)
が
奈美子
(
なみこ
)
を
虐待
(
ぎやくたい
)
して、
警察
(
けいさつ
)
を
煩
(
わづら
)
はしたなぞの
噂
(
うはさ
)
を
耳
(
みゝ
)
にしてゐたが、それも
強
(
あなが
)
ち
新聞記者
(
しんぶんきしや
)
の
誇張
(
こちやう
)
でもなかつたやうに
思
(
おも
)
へた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
明神下から深川まで、近い道ではありませんが、怪我をした三人の女が、皆んな若くて美しかつた噂は、相變らず八五郎の話術で、すつかり
誇張
(
こちやう
)
されて聽手に飽きさせません。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
始めて騷ぎ出した——と靜かに語る調子にも何んの
誇張
(
こちやう
)
もありません。
銭形平次捕物控:108 がらツ八手柄話
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
誇
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“誇張”で始まる語句
誇張的
誇張妄誕