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言付
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いいつ
ふりがな文庫
“
言付
(
いいつ
)” の例文
『ここへ
灯
(
あかり
)
を
持
(
も
)
って
来
(
く
)
るように
言付
(
いいつ
)
けますから……どうしてこんな
真暗
(
まっくら
)
な
所
(
ところ
)
にいられましょう……
我慢
(
がまん
)
し
切
(
き
)
れません。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
狼藉者
(
ろうぜきもの
)
が忍入るような事もあれば一大事じゃから、其の方
己
(
おれ
)
がお上屋敷へまいって
居
(
お
)
る
中
(
うち
)
は、折々お内庭を見廻れ、御寝所近い処も見廻るようにと兄より
私
(
わたくし
)
が
言付
(
いいつ
)
かって居ります
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
娘は山賊に捕われた事を、
小児心
(
こどもごころ
)
にも知っていたけれども、
堅
(
かた
)
く
言付
(
いいつ
)
けられて帰ったから、その頃三ヶ国
横行
(
おうこう
)
の
大賊
(
たいぞく
)
が、つい私どもの
隣
(
となり
)
の
家
(
うち
)
へ入った時も、
何
(
なんに
)
も言わないで黙っていました。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
『いけません、いけません! そんなことをさせてもいいとは
誰
(
たれ
)
からも
言付
(
いいつ
)
かりません。
御存
(
ごぞん
)
じでしょう。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言草
言訳
言問
言出