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覗見
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のぞきみ
ふりがな文庫
“
覗見
(
のぞきみ
)” の例文
されど、そは諸君が
寝藁
(
ねわら
)
打乱れたる犬小屋、若しくは
糞
(
ふん
)
にまみれし鳥の巣を
覗見
(
のぞきみ
)
たる時感じ給ふ心地好さに御座候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
頼
(
たの
)
み外へ
遣置
(
やりおき
)
急立
(
せきたつ
)
心
(
こゝろ
)
を
鎭
(
しづ
)
めて
覗見
(
のぞきみ
)
るに
平
(
へい
)
四郎は
夜具
(
やぐ
)
に
凭
(
もた
)
れて
鼻唄
(
はなうた
)
を
唄
(
うた
)
ひ居るにぞ
能
(
よく
)
御出
(
おいで
)
なんしたと
屏風
(
びやうぶ
)
の中に
入
(
いり
)
主
(
ぬし
)
に御聞申事が
有
(
ある
)
と
布團
(
ふとん
)
の上へ
上
(
あが
)
りけれども
何
(
なん
)
の氣も
付
(
つか
)
ぬ
處
(
ところ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私は先輩の医員の後ろの方から、先生の
如是
(
かくのごとき
)
態度を
覗見
(
のぞきみ
)
ながら、先生の「問診」がすなわち既に「道」を楽しむの域に達しているのではなかろうかなどと思ったことを今想起する。
呉秀三先生
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
覗
漢検準1級
部首:⾒
12画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“覗”で始まる語句
覗
覗込
覗機関
覗眼鏡
覗入
覗出
覗口
覗得
覗目鏡
覗窓戸