トップ
>
寝藁
ふりがな文庫
“寝藁”の読み方と例文
読み方
割合
ねわら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねわら
(逆引き)
一頭の豚は、男が親切に、とり替へてやつた
寝藁
(
ねわら
)
を蹴飛ばし、水桶をひつくり返して、小屋中水だらけにして広い除虫菊畑にとびだしました。
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
立止まると
蕗
(
ふき
)
を混ぜた味噌汁の匂いと家畜の
寝藁
(
ねわら
)
の匂いとしずかに嗅ぎ分けられた。作太郎は廊下や柱や壁をしみじみとした愛感で撫で乍ら歩いた。
百喩経
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
されど、そは諸君が
寝藁
(
ねわら
)
打乱れたる犬小屋、若しくは
糞
(
ふん
)
にまみれし鳥の巣を
覗見
(
のぞきみ
)
たる時感じ給ふ心地好さに御座候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
寝藁(ねわら)の例文をもっと
(7作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆
“寝藁”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
小熊秀雄
有島武郎
与謝野晶子
森鴎外
岡本かの子
永井荷風