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見紛
ふりがな文庫
“見紛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みまが
57.9%
みまご
42.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みまが
(逆引き)
継はぎの足袋に草鞋ばかり、白々とした
脛
(
はぎ
)
ばかり、袖に
杜若
(
かきつばた
)
の影もささず、着流した
蓑
(
みの
)
に
卯
(
う
)
の花の雪はこぼれないが、
見紛
(
みまが
)
うものですか。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
戸塚名物の一たる現早大グラウンドは
見紛
(
みまが
)
ふ計りに改造せられた。選手は暇あればグラウンドに出て、星を戴くまで
打棒
(
バツト
)
をビユー/\振つて居た。
野球界奇怪事 早慶紛争回顧録
(新字旧仮名)
/
吉岡信敬
(著)
見紛(みまが)の例文をもっと
(11作品)
見る
みまご
(逆引き)
と云いながら、
透
(
すか
)
して九日の
夜
(
よ
)
の月影に見れば、一人は田中の中間喧嘩の龜藏、
見紛
(
みまご
)
う
方
(
かた
)
なき面部の
古疵
(
ふるきず
)
、一人は元召使いの相助なれば、源次郎は二度
恟
(
びっく
)
り
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
竜巻がまだ
真暗
(
まっくら
)
な、雲の下へ、浴衣の袖、裾、
消々
(
きえぎえ
)
に、
冥土
(
めいど
)
のように追立てられる女たちの、これはひとり、
白鷺
(
しらさぎ
)
の
雛
(
ひな
)
かとも
見紛
(
みまご
)
うた、世にも美しい娘なんです。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見紛(みまご)の例文をもっと
(8作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
紛
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見紛”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
橘外男
三遊亭円朝
樋口一葉
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
幸田露伴
吉川英治
江戸川乱歩