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装
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かざ
ふりがな文庫
“
装
(
かざ
)” の例文
旧字:
裝
いずれも一寸の
珠
(
たま
)
三十三
粒
(
りゅう
)
、八分の珠百五粒、紅宝玉三十
顆
(
か
)
、
大
(
おおき
)
さ鶴の卵、粒を揃えて、これは
碧瑪瑙
(
あおめのう
)
の盆に
装
(
かざ
)
り、緑宝玉、三百顆、
孔雀
(
くじゃく
)
の尾の渦巻の数に合せ、紫の
瑠璃
(
るり
)
の台
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
征西将軍が拝受したる
菊桐
(
きくきり
)
の大勲章よりもその身にとってありがたかるべし、今や故郷に
錦
(
にしき
)
を
装
(
かざ
)
り、早や
閭樹
(
りょじゅ
)
顕われ村見え、己が快楽の場なりし勇蔵が家またすでに十歩の近きにありて
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
誰か一人上って、双六の済む時分、ちょうど、この女は(姿見を見つつ)着くであろう。一番上りのものには、
瑪瑙
(
めのう
)
の
莢
(
さや
)
に、紅宝玉の実を
装
(
かざ
)
った、あの造りものの
吉祥果
(
きっしょうか
)
を
遣
(
や
)
る。絵は直ぐに間に合ぬ。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“装”の意味
《名詞》
(ソウ)装い。
(ソウ)書物の体裁。
(出典:Wiktionary)
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
“装”を含む語句
扮装
服装
装束
装飾
身装
衣装
行装
旅装
装填
装置
偽装
盛装
黒装束
形装
仮装
装立
装幀
艤装
装上
装釘
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