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袖萩
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そではぎ
ふりがな文庫
“
袖萩
(
そではぎ
)” の例文
小六は
真面目
(
まじめ
)
な顔をして、これが
袖萩
(
そではぎ
)
だそうですと云って、それを兄夫婦の前に置いた。なぜ袖萩だか夫婦には分らなかった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こういう種々の原因が
絡
(
から
)
み合って、内部と外部との中間には、
袖萩
(
そではぎ
)
が取りつくろっている
小柴垣
(
こしばがき
)
よりも大きい関が据えられて、戸を叩くにも叩かれぬ
鉄
(
くろがね
)
の門が高く
鎖
(
と
)
ざされていたのであった。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
踊
(
おど
)
りくたびれ「
袖萩
(
そではぎ
)
」の
桜さく島:春のかはたれ
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
其
(
その
)
人形
(
にんぎやう
)
の
額
(
ひたひ
)
が
少
(
すこ
)
し
缺
(
か
)
けて、
其所
(
そこ
)
丈
(
だけ
)
墨
(
すみ
)
で
塗
(
ぬ
)
つてあつた。
小六
(
ころく
)
は
眞面目
(
まじめ
)
な
顏
(
かほ
)
をして、
是
(
これ
)
が
袖萩
(
そではぎ
)
ださうですと
云
(
い
)
つて、それを
兄夫婦
(
あにふうふ
)
の
前
(
まへ
)
に
置
(
お
)
いた。
何故
(
なぜ
)
袖萩
(
そではぎ
)
だか
夫婦
(
ふうふ
)
には
分
(
わか
)
らなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
おどりくたびれ
袖萩
(
そではぎ
)
の
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
萩
漢検準1級
部首:⾋
12画
“袖萩”で始まる語句
袖萩祭文