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小柴垣
ふりがな文庫
“小柴垣”の読み方と例文
読み方
割合
こしばがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こしばがき
(逆引き)
崖下
(
がけした
)
にある一構えの
第宅
(
やしき
)
は郷士の
住処
(
すみか
)
と見え、よほど古びてはいるが、骨太く
粧飾
(
かざり
)
少く、夕顔の
干物
(
ひもの
)
を
衣物
(
きもの
)
とした
小柴垣
(
こしばがき
)
がその
周囲
(
まわり
)
を取り巻いている。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
野の宮は簡単な
小柴垣
(
こしばがき
)
を大垣にして連ねた質素な構えである。丸木の鳥居などはさすがに
神々
(
こうごう
)
しくて、なんとなく神の奉仕者以外の者を恥ずかしく思わせた。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
膝
(
ひざ
)
の上に色ある毛糸の丸い玉! 賑かな笑声が牛込の奥の
小柴垣
(
こしばがき
)
の中に充ちた。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
小柴垣(こしばがき)の例文をもっと
(7作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
柴
漢検準1級
部首:⽊
9画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
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