“小柴”の読み方と例文
読み方割合
こしば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流れに渡したる掛橋は、小柴(こしば)の上に黒木を連ねて、おぼつかなげに藤蔓(ふじづる)をからみつけたり。橋を渡れば山を切り開きて、わざとならず落しかけたる小滝あり。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
越後は今まで僕を呼ぶのに、そちらの先生だの、書生さんだの、小柴(こしば)君だのというばかりで、ひばりさんなんて変に親しげな呼び方をした事は一度も無かったのだ。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
暫(しばら)くして気が附いたが稍(やゝ)離れた後(あと)の卓に滿谷、徳永、小柴(こしば)、柚木、などの画家が食後の珈琲(キヤツフエ)を取りに来て居たので僕が挨拶に行つたら最(も)う立上つて帰る所であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)