“こしば”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コシバ
語句割合
小柴60.0%
腰刃20.0%
腰貼20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後は今まで僕を呼ぶのに、そちらの先生だの、書生さんだの、小柴こしば君だのというばかりで、ひばりさんなんて変に親しげな呼び方をした事は一度も無かったのだ。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
腰刃こしばあたりを見ますると、腰刃みだれ深くいたして丁子乱ちょうじみだれに成って居りまして、二尺五寸もあります。
ある晩のこと、彼はこっそりと、二人の隣の部屋に泊り込んで、彼等が湯殿へ行った間に、境の砂壁の腰貼こしばりの隅に、火箸ひばしで小さな穴をあけた。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)