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蒼皇
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そうこう
ふりがな文庫
“
蒼皇
(
そうこう
)” の例文
少小より尊攘の
志
(
こころざし
)
早く決す、
蒼皇
(
そうこう
)
たる
輿馬
(
よば
)
、情
何
(
いずく
)
んぞ紛せんや。
温清
(
おんせい
)
剰
(
あま
)
し得て兄弟に
留
(
とど
)
む、
直
(
ただ
)
ちに東天に向って怪雲を掃わん
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
所へ還った乳母は
蒼皇
(
そうこう
)
犬が主人の児を
啖
(
く
)
ったと誤解し、逐電の途上主人に遭ってその通り告げる。主人大いに
瞋
(
いか
)
って来り迎うる犬を斬り殺し
覆
(
くつがえ
)
った揺籃を視ると、児は無事で側に蛇殺されている。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
彼理
(
ペリー
)
江戸湾に
闖入
(
ちんにゅう
)
するに際し、
蒼皇
(
そうこう
)
措置を失したる、また
宜
(
う
)
べならずや。外交の紛雑、幕閣
豈
(
あ
)
に責なしとせんや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
生憎
(
あいにく
)
や
櫓
(
ろ
)
柱損じて如何ともする
能
(
あた
)
わず、急に
犢鼻褌
(
ふんどし
)
を解き、
櫂
(
かい
)
を左右の
舷
(
げん
)
に結び、二人極力これを
揺
(
うご
)
かす、忽ちにして
褌
(
ふんどし
)
絶つ。急に帯を解き、これを結び、
蒼皇
(
そうこう
)
以て舟を
行
(
や
)
る。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
皇
常用漢字
小6
部首:⽩
9画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味