“輿馬”の読み方と例文
読み方割合
よば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日がきて夜になると果して輿馬よばの一行が新婦を送ってきた。嫁入り道具が非常に多くて、室の中にならべてみると室の中に一ぱいになった。
胡氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
少小より尊攘のこころざし早く決す、蒼皇そうこうたる輿馬よば、情いずくんぞ紛せんや。温清おんせいあまし得て兄弟にとどむ、ただちに東天に向って怪雲を掃わん
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)