“船頭衆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんどうしう50.0%
せんどしゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たのむはわか船頭衆せんどうしうとて、さみしくをはなちたまひしが、姿すがたへだたりて、のこん杜若かきつばたもすそしろく、あしのそよぎうすものむねかよふと、ほしかげるまゝに、いけのたゞなかに、はゝびて、わツときぬ。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大概てえげえ御存じだろうと思うが、じゃあ知らねえのかね。この十九日というのは厄日でさ。別に船頭衆せんどしゅう大晦日おおみそかの船出をしねえというようなきまったんじゃアありません。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)