しゆん)” の例文
さめ仁義じんぎをもつてたみ百姓ひやくしやうをしたがへ道におちたるをひろはず戸さゝぬ御代とせんとなりまことにしゆんといへども聖人せいじんの御代には庭上ていじやうつゞみを出しおき舜帝しゆんていみつから其罪そのつみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
〔譯〕ふんの一字、是れ進學しんがく機關きくわんなり。しゆん何人なんぴとぞや、われ何人ぞや、まさに是れふん
よく/\これさつすべきことなりしゆんも人なりわれも人なり智に臥龍ぐわりよう(孔明の事なり)ゆう關羽くわんうの如きもの當世たうせいの人になからんやこゝに有章院殿の御代大岡おほをか越前守伊勢山田奉行ぶぎやうとなりてかしこに至り諸人しよにん公事くじ彼地かのちにて多く裁許さいきよあり先年より勢州路せいしうぢ紀州領きしうりやう境論さかひろん公事くじありてやむ事なし山田奉行かはりのたび事にねがひ出るといへども今もつて落着らくちやくせず是は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)