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なげ
孝陵の
山川は、其の
故に因りて改むる
勿れ、天下の臣民は、
哭臨する三日にして、皆服を
釈き、
嫁娶を妨ぐるなかれ。諸王は国中に
臨きて、京師に至る
母れ。
諸王は国中に
臨きて、京に至るを得る無かれ、と云えるは、
蓋し
其意諸王其の封を去りて京に至らば、前代の
遺孽、辺土の
黠豪等、
或は虚に乗じて事を挙ぐるあらば、星火も延焼して
諸王は国中に
臨きて
京に至るを得る無かれ、と云えるは、何ぞや。諸王の
其封国を
空しゅうして
奸驁の乗ずるところとならんことを
虞るというも、諸王の臣、
豈一時を
托するに足る者無からんや。