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遺孽
ふりがな文庫
“遺孽”の読み方と例文
読み方
割合
いげつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いげつ
(逆引き)
越後風土記には、奈良朝当時なおこの地に属類の多く存した或る種族を以て、崇神天皇朝の
八掬脛
(
やつかはぎ
)
の
遺孽
(
いげつ
)
で、その先祖は土雲だとある。
手長と足長:土蜘蛛研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
諸王は国中に
臨
(
なげ
)
きて、京に至るを得る無かれ、と云えるは、
蓋
(
けだ
)
し
其
(
その
)
意
(
い
)
諸王其の封を去りて京に至らば、前代の
遺孽
(
いげつ
)
、辺土の
黠豪
(
かつごう
)
等、
或
(
あるい
)
は虚に乗じて事を挙ぐるあらば、星火も延焼して
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
某の部落はアイヌの
遺孽
(
いげつ
)
の村であるとか言われるものが、現になお各地に遺っているほどであるのみならず、その宅神としての行事や性格が
オシラ神に関する二三の臆説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
遺孽(いげつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
孽
漢検1級
部首:⼦
19画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏
“遺孽”のふりがなが多い著者
喜田貞吉
幸田露伴