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脊伸
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せの
ふりがな文庫
“
脊伸
(
せの
)” の例文
「よし、
押
(
お
)
してみようか……。」と、
清吉
(
せいきち
)
が、
脊伸
(
せの
)
びをして、ボタンに
指
(
ゆび
)
をつけようとすると、
孝二
(
こうじ
)
は、はや
逃
(
に
)
げ
腰
(
ごし
)
になっていました。
子供どうし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大日岳の連嶺にはいつもながら雪が多い。劒と大日との間から
別山
(
べっさん
)
が、不思議の世界でも覗くように
脊伸
(
せの
)
びして、魚津の海を
瞰下
(
みお
)
ろしている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
「ああ、
早
(
はや
)
く
春
(
はる
)
がきてくれればいい。」と、
独
(
ひと
)
りで
野原
(
のはら
)
の
中
(
なか
)
で
脊伸
(
せの
)
びをして、あくびをしましても、だれもそばで
聞
(
き
)
いているものもなかったのです。
春がくる前
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
此雪田は小黒部の北の谷に続くもので、雪量の多いことは大窓の雪渓にも劣らないように思える。北から西へかけては破片岩の急斜面に偃松が
脊伸
(
せの
)
びしている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
雷
(
かみなり
)
は、どうしたことかと、びっくりしてしまいました。このとき、
野原
(
のはら
)
の
高
(
たか
)
い
木立
(
こだち
)
は、
星晴
(
ほしば
)
れのした
空
(
そら
)
に、すがすがしく
脊伸
(
せの
)
びをしたのであります。
ぴかぴかする夜
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
すると、
電信柱
(
でんしんばしら
)
は、
脊伸
(
せの
)
びをしながら
小鳥と兄妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
脊
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
伸
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“脊”で始まる語句
脊
脊負
脊中
脊髄
脊筋
脊丈
脊梁
脊椎
脊柱
脊骨