“縁引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゑん40.0%
えん20.0%
えんび20.0%
えんびき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れとふも矢張やつぱり原田はらださんの縁引ゑんるからだとてうちでは毎日まいにちいひくらしてます、おまへ如才ぢよさいるまいけれど此後このごとも原田はらださんの御機嫌ごきげんいやうに
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
是れと言ふも矢張原田さんの縁引えんが有るからだとて宅では毎日いひ暮して居ます、お前に如才は有るまいけれど此後とも原田さんの御機嫌の好いやうに
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
野沢屋の主人あるじの囲い者で、栄華をきわめ贅沢ぜいたくをしつくしていた、お蝶さんという権妻ごんさいのひっかかりだったのだが、そんな縁引えんびきがありながら、盲目のこととて、新入門の弟子の体にさわって見たらば
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)