突附つきつ)” の例文
母「べんと云うのに何故面前へ膳を突附つきつけたのじゃ、手前は母へ逆らうか、喰べんと云ったら喰べやアしません、其方そっちへ持ってけ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
くびめてころさばころせで、這出はひだすやうにあたま突附つきつけると、真黒まつくろつて小山こやまのやうな機関車きくわんしやが、づゝづと天窓あたまうへいてとほると、やはらかいものがつたやうな気持きもちで、むねがふわ/\と浮上うきあがつて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)