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税関
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ぜいくわん
ふりがな文庫
“
税関
(
ぜいくわん
)” の例文
桟橋
(
さんばし
)
に
出
(
で
)
て
見
(
み
)
ると、がらんとした
大桟橋
(
だいさんばし
)
の
上屋
(
うはや
)
の
下
(
した
)
に、三つ四つ
卓子
(
テーブル
)
を
列
(
なら
)
べて、
税関
(
ぜいくわん
)
の
役人
(
やくにん
)
が
蝋燭
(
らふそく
)
の
光
(
ひかり
)
で
手荷物
(
てにもつ
)
の
検査
(
けんさ
)
をして
居
(
ゐ
)
る。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
後
(
あと
)
で
聞
(
き
)
けば、
何
(
なん
)
でも
太平洋汽船会社
(
たいへいやうきせんぐわいしや
)
と
税関
(
ぜいくわん
)
だか
桟橋会社
(
さんばしぐわいしや
)
だかとの
間
(
あひだ
)
に、
前々
(
まへ/\
)
からひどい
確執
(
かくしつ
)
があつて、
之
(
これ
)
が
為
(
ため
)
に
船
(
ふね
)
の
著
(
つ
)
くのも
遅
(
おそ
)
くなれば、
灯光
(
あかり
)
一
(
ひと
)
つない
桟橋
(
さんばし
)
の
中
(
なか
)
に
人
(
ひと
)
を
立
(
た
)
たせるにも
至
(
いた
)
つたのだといふ。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
検疫
(
けんえき
)
は五
時
(
じ
)
に
済
(
す
)
んだ。
今度
(
こんど
)
は
税関
(
ぜいくわん
)
の
小蒸気
(
こじようき
)
が
著
(
つ
)
く。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
“税関”の解説
税関(ぜいかん、en: Customs)は、関税及び内国消費税等の徴収、輸出入貨物の通関、密輸の取締り、保税制度の運営などを主たる目的・業務とする国の行政機関である。
(出典:Wikipedia)
税
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
“税関”で始まる語句
税関附