“砂原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すなはら88.9%
いさごばら11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月日つきひは、いつのまにかたってしまいました。あにいもうと二人ふたりは、なかよく、海岸かいがん砂原すなはらで、しろに、に、いろいろのはなをつんだりしてあそんでいますうちに、おおきくなりました。
一本の銀の針 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしてそれが痛くもかゆくもなく、日当りへ桃の花が、はらはらとこぼれるようで、長閑のどかで、うららかで、美しくって、それでいてさびしくって、雲のない空が頼りのないようで、緑の野が砂原すなはらのようで
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あゆめばとほ砂原いさごばら
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)