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真相
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しんそう
ふりがな文庫
“
真相
(
しんそう
)” の例文
旧字:
眞相
これを一読するに
惜
(
おし
)
むべし論者は
幕末
(
ばくまつ
)
外交の
真相
(
しんそう
)
を
詳
(
つまびらか
)
にせざるがために、
折角
(
せつかく
)
の評論も全く事実に
適
(
てき
)
せずして
徒
(
いたずら
)
に一篇の
空文字
(
くうもんじ
)
を
成
(
な
)
したるに過ぎず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
ことの
真相
(
しんそう
)
を知らない
場外
(
じょうがい
)
の
見物人
(
けんぶつにん
)
は、いろいろ
妙
(
みょう
)
な顔をしているし、
事情
(
じじょう
)
を知っている人々は、
大鷲
(
おおわし
)
の
背
(
せ
)
から
捨
(
す
)
てられた
美少女
(
びしょうじょ
)
の一身が、いずれに
奪
(
と
)
るか奪られるかと
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みんなは、それを
不思議
(
ふしぎ
)
に
思
(
おも
)
いました。だれも、その
真相
(
しんそう
)
はわからなかったのです。
辰吉
(
たつきち
)
が、こうもりになったというものもあれば、また、
辰吉
(
たつきち
)
は、ふくろうになったのだといったものもあります。
木に上った子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それからかれ
以上
(
いじょう
)
に
仰天
(
ぎょうてん
)
したのは、使者がもたらしてきたことによって、はじめてことの
真相
(
しんそう
)
を知った
大久保石見守
(
おおくぼいわみのかみ
)
であり、
和田呂宋兵衛
(
わだるそんべえ
)
であり、そのほか
徳川家
(
とくがわけ
)
に
籍
(
せき
)
をおくものすべてであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“真相”の意味
《名詞》
真 相(しんそう)
事件などの本当の事情。
(出典:Wiktionary)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮