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眞
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ほんと
ふりがな文庫
“
眞
(
ほんと
)” の例文
新字:
真
『まあ
然
(
さ
)
うですか。
些
(
ちよつ
)
とお手紙にも
其麽
(
そんな
)
事があつたつて、新太郎が言つてましたがね。お前さん達、まあ遠い所をよくお出になつたことねえ。
眞
(
ほんと
)
に。』
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
二人は呆れるお靜を後に、
眞
(
ほんと
)
に鳥のやうに飛んで行つてしまひました。
銭形平次捕物控:071 平次屠蘇機嫌
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『藤野樣ア水車の心棒に捲かれて、杵に搗かれただ。』と大聲に
喚
(
わめ
)
いた。私は僞とも
眞
(
ほんと
)
とも解らず、唯強い電氣にでも打たれた樣に、思はず聲を立てて『やあ』と叫んだ。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
雖然
(
だども
)
なす、お八重さん、源助さん
眞
(
ほんと
)
に
伴
(
つ
)
れてつて
呉
(
け
)
えべすか?』とお定は心配相に訊く。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『怎したけな、
眞
(
ほんと
)
に?』と繰返した。『俺ア何が惡い事でもしたげえ?』
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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『そですかぢやない。
眞
(
ほんと
)
に渇くんだよ、
昨晩
(
ゆうべ
)
少し飮んで來たからな。』
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眞
部首:⽬
10画
“眞”を含む語句
眞實
眞向
眞正面
眞個
眞中
眞直
眞心
眞青
眞箇
眞白
眞逆
眞盛
眞最中
眞面目
眞黒
眞赤
眞紅
眞珠
眞蒼
眞先
...